ボン書店の幻―モダニズム出版社の光と影 (ちくま文庫)
内堀 弘 / 本
ボン書店の幻―モダニズム出版社の光と影 (ちくま文庫) pdfダウンロード - 内堀 弘によるボン書店の幻―モダニズム出版社の光と影 (ちくま文庫)は筑摩書房 (2008/10/8)によって公開されました。 これには294ページページが含まれており、本というジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、16人の読者から4.1の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。
ボン書店の幻―モダニズム出版社の光と影 (ちくま文庫) の詳細
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タイトル
ボン書店の幻―モダニズム出版社の光と影 (ちくま文庫)
作者
内堀 弘
ISBN-10
4480424660
発売日
2008/10/8
カテゴリー
本
ファイルサイズ
23.28 (現在のサーバー速度は24.19 Mbpsです
ボン書店の幻―モダニズム出版社の光と影 (ちくま文庫) pdfダウンロード - 内容(「BOOK」データベースより)1930年代、自分で活字を組み、印刷をし、好きな本を刊行していた小さな小さな出版社があった。著者の顔ぶれはモダニズム詩の中心的人物北園克衛、春山行夫、安西冬衛ら。いま、その出版社ボン書店の記録はない、送り出された瀟洒な書物がポツンと残されているだけ。身を削るようにして書物を送り出した「刊行者」鳥羽茂とは何者なのか?書物の舞台裏の物語をひもとく。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)内堀/弘 1954年生まれ。1980年に古書店「石神井書林」を開業。詩歌書を専門に、1920~30年代のモダニズム文献を扱う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カテゴリー: 本
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★10個である。幼稚ながらも、気分的には100個である。まちゃあきの「★みっつ〜っ!」なぞけちくさい。どうせこのような本は、多かれ少なかれ「本好き」だと自認する者が手にとるだろう。とすれば、もう買った時点で貴方の「勝ち」である。とにかく昭和の初めの「森」(これは本文を参照)へいざなわれるママである。文字組みは緩やかながらも、スカスカのネオ新書のように文字数が少ないわけでは全然ないのだ。なのに、このすらすら読める感は何だ、いったい。古書店主の著者は、間違いなくかつて文学青年だったろうと思う。評者は、詩全般に疎い。けれど、この本は、詩本の出版に命をかけた男の生涯に肉薄している。人間劇場とはまさにこのこと。読書界では、白地社(京都)から出版された本書の親本(単行本)の装釘がまた心憎いと評判だ。(たしかにかっこいい)評者も、単行本と文庫本、どちらを買おうか迷った。けれど、レビューアー諸氏のことばをみて、「文庫版のための少し長いあとがき」を収録しているちくま文庫版にした。そして、文庫版の表紙も、安野光雅氏がきらりと光るものに仕上げている。ともあれ、この「あとがき」が読書人の心を強烈にノックすることは、評者がここに保証するものである。ネット時代、ネットのレビューをみて、この度の購入にあたって評者は賢い選択ができた。詳しくは本文あとがきを参照されたいが、内堀氏もまた、ネットを契機として、このあとがきを記すことができた。本とネットはゼロサムな関係ではないんだなぁと思った。とにかく、本とともに生き、デジタルの恩恵を受けながらも、最期は本とともに殉じる覚悟のある読者に贈られる、至極の一冊である。-----------※本書を知ったのは、同じ古本屋店主の作家・出久根達郎氏の『人さまの迷惑』(講談社文庫)に言及があったからである。本書にも感謝。
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